大平裕志　プロフィール

　　　特定社会保険労務士

　　　大平社会保険労務士事務所　代表

　　　１９７７年　大分市生まれ

｜学歴

山口大学経済学部国際経済学科を卒業しました。

在学中は、勉強よりも和太鼓演奏のアルバイトに夢中に取り組んでいました。

｜最初の就職

大学卒業後は、株式会社サンゲツでインテリア商品の法人向け営業として３年間勤務しました。

在職中は、名古屋で１年、富山で２年、主に販売代理店や設計事務所、内装業者さんに商品を採用していただくための提案営業を担当し、学んだことは、お客様の立場になって考えることです。お客様が現在携わっている建設物の特徴と、オーナーの希望など全ての物件でニーズが異なり、ニーズを満たすために自分は何をしなければならないかを考えるようになりました。

また、商品・施行のクレーム対応、在庫管理、納期管理等を通じて、正面から真摯に対応することも学びました。 

｜退職〜社会保険労務士資格取得へ

営業先の内装業者さんの社長さんで、「社員がすぐに辞めてしまうがなぜだろうか」 、「社員にやる気がみられないがなぜか」といった問題に頭を悩ませている人が多いことに気付きました。どちらかというと、商品の営業よりも社長さんと会社の問題などを話すことが多く、「会社が利益を上げるためには、社員がイキイキと働き、社長と社員がケンカしないことが必要」と気付いた私は、楽しかった営業の仕事を辞め、実家のある大分に帰りました。

大分では、毎日県立図書館に通い、独学で猛勉強して、その年の平成15年の社会保険労務士試験に合格することができました。

｜アルバイト（社会保険労務士事務所）

平成15年に社会保険労務士試験を受験した直後、福岡に住む姉から「社労士事務所のバイト募集広告があるよ」と連絡を受け、応募、採用して頂きました。

社労士の仕事に誇りと生きがいを持って「仕事が楽しくて仕方がない」というとても魅力的な先生の下で、クライアントに給与明細を配ったり、書類に印鑑をもらったり、役所を回る仕事を経験させていただきました。ここでは、「やはり社労士の仕事はやりがいがある。自分に合っている」と確信させていただきました。３か月ほど勤めたところで、社労士事務所の正社員募集求人をみつけ、応募、合格したため、事務所を移ることになりました。この先生からは、今でも可愛がっていただいており、お手本としてとても尊敬しています。

｜転職（社会保険労務士事務所）

平成16年1月から、平成22年5月までの6年5ヵ月間、正社員として勤務しました。とても多くのクライアントを抱える大手事務所で、あらゆる業態の様々なケースの対応を経験させていただきました。主に、労務管理と就業規則作成、助成金申請を担当させていただき、経営者からの労務相談対応や、年間２０件以上の就業規則の作成、改定業務を経験させていただきました。社長と社員がけんかするケースや陥るトラブルの内容、解決方法、改善方法など、１日中クライアントの労務問題と解決のことを考える日々を過ごしましたが、ここでの経験は、今の私の礎になっています。

ここでは、社労士業務の本質を学びました。すなわち、会社で労務問題が起こらないよう、日頃の労務管理を経営者と一緒に適正なものにしていくことこそが社労士の業務であるということです。

｜社労士事務所開設

平成22年6月、大平社会保険労務士事務所を開設しました。

会社の業績を上げるためには、社員のモチベーションを上げることが大切です。社員のモチベーションを上げるためのご相談を賜っています。労務問題の解決、労務管理、就業規則や各種規程の整備、人事評価制度、賃金制度の構築、福利厚生の充実などを、経営者と一緒に考えています。アウトソーシング業務として、給与計算や労働社会保険の事務代行もさせていただいております。

社労士業務以外でも、他士業とのつながりを多く持っていますので、経営に関する様々なご相談を賜っております。